日本では、新種の生物が発見されることはめったにありませんが、世界規模で考えるとかなり多くの新種の生物が、毎年発見されているのだそうです。
その数はなんと15万種以上ともいわれ、まだまだ私たちの知らない地球がたくさんあるんだな、と思わされますね。
ここでは、一般の人はまず見たことがないであろう、新しく発見された変わった生き物たちをご紹介していきたいと思います。
海、特に深海生物には実に変わった風貌の生き物がたくさん存在しますが、長寿な生き物もとても多いです。
現在把握されている地球上の脊椎動物の中で、もっとも長生きするのは「ニシオンデンザメ」というサメなのだそう。
ニシオンデンザメは北大西洋の深海に生息していて、なんと長生きなものになると500歳くらいまで生きることができるそうです。
竜宮城に行った浦島太郎もびっくりですね。
ちなみにサメといえば、頭が2つあるサメの赤ちゃんが世界中で発見されていると話題になりましたね。
生物学に興味がないという人も、SNSなどを通じて見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。
これは、新種のサメというわけではなく、なんらかの形で遺伝子に損傷が起き、正常に産まれることができなかったためだといわれていますが、その真実は明らかになっていません。
そのほか、アマゾン川で数多く発見されたピラニアの1種には、肉食ではなく草食のピラニアが存在するそうです。
ピラニアというと、するどい歯を持っていて、素早い動きで獲物を捕らえ、バリバリと食べてしまうような印象があるので、草食のピラニアというとあまり想像がつきませんね。
この草食のピラニア、見た目はほかのピラニアと大差ありませんが、やはり肉を食べない分歯があまり発達していない印象を受けます。
変わった生き物として以前から知られていたのが「クロアチアカタツムリ」というカタツムリです。
存在は知られていたものの、生きた固体の撮影に成功したことがなかったそうですが、最近生きたクロアチアカタツムリが撮影されたと話題になりました。
なんと1cmにも満たない小さな体をしていて、目の力がとても弱いため自力ではほとんど動くことができないそうです。
そのため、ほかの動物や虫に乗って移動するそうですが、そのかわいらしい容姿から、つい乗せていってあげたくなってしまいます。
ほかにも、地球上には面白い生き物や、ちょっと変わった生き物がたくさんいます。
インターネットではいろいろな生物を手軽に見ることができるので、気分転換にぜひチェックしてみてはいかがでしょう。