現在はFacebookやTwitterを始め、多くのSNSが存在しています。
複数のSNSに登録をして、仲間や家族とのコミュニケーションを楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。
SNSは自分の情報を指定した範囲で発信し、仲間と共有することができるほか、自分の仕事などを効率よくアピールすることができるツールとしても活用されています。
遠方に暮らす家族に、手軽に近況を伝える上でも、SNSはとても便利なツールです。
しかし、以前から取り上げられているように、SNSをめぐるトラブルも後を絶ちません。
LINEでのトラブルを始め、不特定多数と手軽にやり取りができるSNSは、人間関係のトラブルを招く引き金となることが多々あります。
個人情報の流出についても大きな問題となっているようです。
多くのSNSでは、利用者の個人情報を企業側が把握するために、登録時に名前や住所、電話番号などを登録する必要がありますが、その内容がSNS上に表示されるプロフィールにそのまま繁栄されてしまうことがあります。
もちろん設定を変更することで、自分だけにしか見えないようにしたり、友人にしか見えないようにするといった公開範囲を制限することは可能なのですが、やり方がよくわからない人は、登録したままになっていて、多くの人に自分の個人情報をさらけ出したままになっている、ということが多いのです。
利用する前には利用方法や規約をしっかり読んで、使い方をマスターした上で利用することが、自分を危険から守るために大きな役割を果たします。
今すぐにでも、自分の情報公開範囲を確認してみましょう。
個人情報の問題については、プライバシーの侵害にも深く関係してきます。
最近はスマホのカメラ機能が充実していることから、街で見つけた芸能人や著名人の画像を撮影し、SNSにアップするといった事象が多発しています。
これは完全なるプライバシーの侵害となり、裁判にかけられたときには罰せられてしまうこともある犯罪です。
個人情報を扱う仕事をしている人が、レアなケースを撮影してSNSにアップしてしまうという事件も頻繁に発生していて、こちらも大きな問題となっています。
自分の個人情報を守って、安全なSNSの利用を心がけることはもちろんですが、芸能人や仕事の上での顧客を始めとする、第三者の個人情報を守る義務もあるということを、しっかり理解しなければなりません。
SNSにまつわるトラブルや事件は、多発すると共に深刻化している傾向にありますので、今一度SNSの利用方法や、個人情報のあり方を見直すことが多くのユーザーに求められていると思います。