「理系の女性は冷たい」といったマイナスイメージで語られていた時代は過去のもの、現在ではむしろ理系女子は「かっこいい」「仕事ができそう」といった憧れられる存在になっています。
少しずつ増加傾向にあるものの、まだまだ理系=男性が得意というふうに思われており、理系の大学に進学してみたらクラスに女性は自分を含めて数人程度ということもあったりします。
とはいえ理系学部に進学する女性の割合は、この20年の間に9%から36%にまで増加したというデータもあり、今後は徐々に半分くらいの割合に近づいていくのではないかと思われます。
男女関係なく、理系は就職でかなり有利になるということはよく知られています。
これは理系学部出身者はエンジニアや建築、医療・薬学といった特殊な技術を備えているためで、簡単に他の人に任せられないような重要な業務を担当できるチャンスが多いからです。
日本の国内産業でも理系関連の技術職は中核を担う存在になっているので、企業にとっては優秀な理系学生は一人でも多く欲しいと思うところでしょう。
とはいえ古い体質の企業においては、技術職に女性を採用することにまだまだ積極的ではない部分もあります。
工業系の企業においては、現場担当者として過酷な環境に出かけることになることも多いので、その関係で女性を敬遠するケースもあるようです。
反対に理系女性という属性を活かした職場もあります。
これまでは「男の職場」であった理系の現場に女性が入ることにより、新たな発想で製品開発ができるとして数を増やそうという動きもありますのでそうしたところをチェックしておきたいところです。
理系女性を特に多く採用しようという動きが見られているのが研究開発部門のある企業です。
既に自動車メーカーでは、企画開発段階から女性のチームを作り機能に女性が求めるものを作り込むといった取り組みがされています。
実際に既に商品化された車種もあり、それまでは男性の乗り物というイメージであった自動車が女性の日常生活にとっても魅力的なものに変化しています。
同様に医療系や化学系、生物系、電子系、情報処理系、建築系など幅広い分野で女性としての発想が求められています。
純粋に理系というわけではありませんが、研究開発とともにセールスやマネジメントの業務もまた女性の採用を積極的にしている動きがあります。
商品開発においてはそれを使用するユーザーの意識が非常に重要になってくるので、そこで女性としての目線を加えることにより斬新なアイディアを生み出すことが期待されます。
女性に採用に積極的な企業は、産休・育休などの福利厚生もしっかり整えているのでそうしたところも見て就職活動をしてもらいたいです。