データをオンラインサーバに保存をすることで、自宅PC、ノートパソコン、スマホ、タブレットなど複数の端末で共有することができるのがクラウドサービスです。
クラウドサービスは複数ありますが、中でも最も有名と言ってもよいのが「Google Drive」です。
「Google Drive」はGoogleアカウントを取得することで使用ができるサービスの一つで、GmailやGoogle Analyticsなどと同じIDとパスワードで使用ができます。
Google Driveの特長はインストールをすることでパソコン内に一つのフォルダを生成し、その中に保存したファイルを自動的にアップロードします。
スマホやタブレットにアプリケーションをインストールしておけば、同じグーグルアカウントでログインすることでパソコンで保存したものと全く同じファイルを参照することができます。
iOSユーザーの場合、最初からインストールされている「iCloud」を使用している人もいるかもしれませんが、iOSからもGoogle Driveは使用ができるので使い分けをしてみてもよいでしょう。
OSや端末を選ばず全く同じ条件でファイルを保存や編集ができるということで、自分用のデータだけでなく仕事上のファイルを共有する目的でも使用できます。
フリーランスで仕事をしているエンジニアなどは、ファイルを共有しながら作業を進めていくということがよくあります。
または同じ社内の部署で営業リストや過去の契約書類などを共有してお互いに利用をするということもよくあるので、そうしたときにGoogle Driveを使うと大変便利です。
個々にデータを保存していると、連絡をするときには特定の端末からメールの添付ファイルやフォルダの移動のようにしてデータを手動で移動させないといけません。
ですがGoogle Driveならフォルダを指定してそこに保存をするだけで自動的にオンラインアップロードされるので、あとからどこに保存をしたかがわからなくなるということがありません。
同じGoogle Driveのアカウントの中で、プライベート用と仕事用とで参照できる権限を変えることもできます。
Google Driveのフォルダの中に新しくフォルダを生成し、オプションから共有相手を指定することで、そのフォルダの中のみ自分以外のアカウントからもアクセスができるようになります。
共有ファイルはそのままWeb上にアップロードをすることができるので、簡単な即席Webサイトとしても使用が可能です。