スマホが普及してからというもの、そのシェア率はかなり高く、半数以上の人がスマホを使用しているといっても過言ではありません。
しかし、使用を続けるうちに、バッテリーのもちが悪くなってきてしまい、機種変や交換をせざるを得ないという人も多いのではないでしょうか。
最近ではバッテリーの交換が可能な機種も販売されているようですが、iPhoneなどバッテリーの交換ができない機種は、できるだけ長期間使用できるよう長持ちさせたいところです。
ここでは、自分でできる範囲のバッテリーを長持ちさせる方法についてご紹介しています。
昔は、バッテリーにまだ充電が残っている状態でさらなる充電をするよりも、すべて使い切ってから充電するほうが、バッテリーが長持ちするといわれていました。
当時のスマホに使用されていた電池はニッケル電池といわれるもので、その場合は100%使い切ってからの充電が望ましかったようです。
しかし、現在使用されている電池は「リチウムイオン電池」が主流となっており、こちらの電池においては途中からの充電がバッテリーの劣化に関係するということはないようですので、気にせず充電してしまって問題ありません。
逆に、バッテリーを使い切ってからの充電はリチウムイオン電池のダメージにつながることもあるようですので、むしろ避けたほうがよいとのこと。
1ヶ月に1回程度であれば、バッテリーのリセット的意味合いを兼ねて行なってもよいようですが、それすら意識的に行なう必要はないそうです。
ではどうすればよいかというと、理想的なのが、「充電が半分以下になったら8割程度充電する」という方法。
これはかなり気を使わなければならないので、毎回きちんと実行することは難しいかもしれませんが、少なくとも100%使い切って100%充電するのではなく、まだ残っている状態で追加の充電をして、満タンになるまでは充電しない、という方法を取り入れることで、比較的バッテリーを長持ちさせることができるそうです。
現在のスマホで主流となっているリチウムイオン電池は、非常に熱に弱いという弱点をもっています。
このため、熱が加わるとその分バッテリーの劣化も早くなっていきますので、できるだけ熱を加えず、冷却することを意識することも大切です。
車内に置きっぱなしにしてかなりの熱をもった状態になると、バッテリーはどんどん劣化してしまうそうですので、夏場の車内への置きっぱなしはくれぐれもご注意を。
また、ワイヤレス充電池を使用した充電も、スマホへの熱を与えやすいので、緊急時を除いては通常のコードを使用して充電されることをおすすめします。