子供は大人が見向きも考えもしないような事を疑問に思うものであり、赤ちゃんはどこから来るの?天国に行くとどうなるの?などと大人でも回答に困るようなことを聞いてくることがあります。
もしかしたらあなたも、子供時代に何か親に聞いて困らせた記憶があるかもしれません。
このような質問をしたらあなたは答えられるでしょうか?
そんな大人でも困るような自然に関する疑問とその答を紹介します。
・何故空は青いのか?
実はこれは太陽光と大気が関係しており、光というのは七色をしています。
そして大気は青い光を散乱させる性質があります。
これによって、地球の外から入ってきた太陽光は、大気によって青い光だけ散乱して空が青く見えるのです。
逆に夕方になると夕焼けになり空がオレンジ色に見えるのは、夕方になると太陽から届く光は斜めになり長くなります。
このために、青色は更に散乱して消えてしまい、散乱しにくい赤やオレンジの色が見えるようになるのです。
・海の水は何故しょっぱいのか?
これは塩が入っているためですが、何故塩が入っているのと聞かれると困るでしょう。
その理由は、地球が形成された頃に遡り、地球が出来た頃が岩石に塩のナトリウムが含まれていました。
地球が出来た頃の海水は酸性であり、岩石のナトリウムを溶かしたために海水に塩が交わり、しょっぱい水となったのです。
ちなみに何年たっても海の塩分濃度が変わらないのは、蒸発する水と流れこむ水の量が同じためです。
海から蒸発する水に対し流れ込む水は、雨や川の水であり、両方とも424兆トンほどで釣り合っています。
・虹は何故七色なのか?
太陽の光は七色から出来ており、これが空中に漂っている雨の粒や埃が反射する役割を果たしており、このために七色の虹が出来るのです。
プリズムに光を当てると七色に見えるのと同じであり、プリズムの変わりを水滴や埃がしているのです。
虹の形が円形であるのは、これは太陽の光が水滴などで七色に屈折しているために、地上から見ると円形に見えるのです。
実は屈折させる水滴は丸いために、虹は円の形になるのですが、地上で半円遮られ、アーチ状になるのです。
飛行機などの空から虹を見ると円形の虹を見ることが出来ます。
その他にも虹には二重や三重に見える虹や、夜に見える虹など、幻想的な虹も存在します。
いかがだったでしょうか?
いくつか子供が疑問に思うような質問の回答を書いてみました。
もちろん子供に説明するときは、このままでは子供が理解できないので、かみ砕いた言葉を使って具体的な説明をするとわかりやすいでしょう。
その他にも、子供としてはどうして子供が出来るのなど、答えにくい質問もしてくることがるかもしれません。